
「簡単に稼げる仕事あります」
「1日で数万円」
「荷物を運ぶだけ」
SNSを見ていると、こうした投稿を一度は見たことがある人も多いと思います。
でも今、その“軽い気持ち”が、取り返しのつかない事件につながっています。
今回、栃木県上三川町で起きた強盗殺人事件で新たに逮捕されたのは、川崎市に住む16歳の少年。
これで逮捕者は4人となりましたが、全員が16歳でした。
被害に遭ったのは69歳の女性。
住宅に押し入った少年らによって命を奪われ、傷は20カ所以上、臓器にまで達していたと報じられています。
ニュースを見て、多くの人がこう感じたはずです。
「なぜ16歳がここまで残酷な事件を起こすのか?」
「親は気づけなかったのか?」
「闇バイトってそんなに簡単に巻き込まれるの?」
実際、自分も最初は「普通の高校生が、ここまでの事件をするなんて信じられない」と思いました。
でも最近の“闇バイト”は、昔の不良グループとはかなり違います。
SNSや匿名アプリを使い、
お金に困っている若者
家庭環境に悩む人
承認欲求が強い未成年
を狙って近づいてくる。
しかも最初は「受け子」「荷物運び」など軽い内容を装うケースも多い。
そこから個人情報を握られ、
「逃げたら家族に危害を加える」
「住所は把握してる」
「警察に言ったら終わり」
と脅されて抜け出せなくなる。
最近は“マルチ型闇バイト”とも呼ばれ、紹介制のように人を増やしていくケースも問題になっています。
だから、「自分は騙されない」と思っていても危険なんです。
実際、学生時代の知人にも、SNS経由で「高収入案件」を紹介された人がいました。
内容は「指定場所に荷物を届けるだけ」。
最初は怪しくないように見えたそうですが、途中から急に「身分証を送れ」と言われ、不安になって断ったと言っていました。
後から聞くと、そのアカウント自体が複数の詐欺案件に関わっていた可能性があったそうです。
つまり今は、“普通の子”でも一歩間違えれば巻き込まれる時代なんです。
今回の事件でも、警察は4人以外に“指示役”がいるとみて捜査しています。
ここで怖いのは、実際に手を下すのは若者なのに、裏で操る大人はなかなか捕まらないこと。
SNS越しに命令を出し、危険な役だけ未成年にやらせる。
失敗したら切り捨てる。
そんな構図が、今の闇バイトにはあります。
しかも16歳という年齢は、「まだ子ども」と思われがちです。
でも実際には、重大事件では実名報道や長期収容につながる可能性もある。
“一瞬のお金”の代償としては、あまりにも大きすぎます。
最近は、
「今の若者は怖い」
「昔より凶悪」
という声もあります。
でも、自分は“環境の危険さ”も大きいと思っています。
スマホ1台で危険な人間とつながれてしまう。
しかも孤独や不安につけ込まれやすい時代。
だからこそ今必要なのは、「怪しい話に乗るな」だけではなく、
誰かに相談できる環境
家族との会話
学校や社会のサポート
なのかもしれません。
「楽して稼げる」は、ほぼ確実に裏があります。
そして一度踏み込めば、人生は簡単に壊れてしまう。
今回の事件は、ただの犯罪ニュースではなく、“今のSNS社会の危険さ”を改めて突きつけた出来事だったのではないでしょうか。
引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06bdc9efb5c386aac5ca57d515989c4df8c85ed

コメント